



「スマイルコットン」というコットンをご紹介します。
一般的に、糸というモノは、綿(わた)を撚って(よって=ネジって)つくられます。綿を撚って糸にすることで、丈夫な糸ができ、織物が織りやすくなります。
でも、丈夫になるかわりに、わたの状態に比べて、固くなります。
敏感な肌に触れた際に、「ねじれ」が肌を刺激することがあります。
その問題を解決しようと、生まれた素材が「スマイルコットン」です。
「スマイルコットン」のコンセプトは、「わたの柔らかさを再現する」です。

スマイルコットンのコンセプトは、
この「わた」の柔らかさを再現すること。

では、スマイルコットンとはどういうものなのか?
まず、ねじられた糸を戻すのです。
この戻された糸を、「無撚糸(むねんし)」と呼びます。
さらにスマイルコットンは、撚りを戻しただけでなく、さらにピンと張ったハリ(テンションといいます)をやわらげます。
すると、繊維と繊維の間にすき間が生まれて、より「ふわっ」と柔らかく、ふくらむのです。
この技術は、およそ30年前に三重県で開発された技術です。このメーカーと三重県工業技術センターとの共同研究で開発されました。
この技術によって生まれたのが「イチバンやわらかいコットン」スマイルコットンです。
「わたのまま糸になっている繊維」です。


左は通常の糸。糸が撚られて、ねじれている状態です。右のスマイルコットンは、撚りが戻され、ふわっとしています。

スマイルコットンは、 「わた」 のようにやわらかい。わたのまま糸になっている繊維なのです。

スマイルコットンの柔らかさは、まさにガーゼです。
誰もが、思わず「やわらか〜い。」と、感じる柔らかさ。
想像してみてください。生まれたてのひよこを触れるときのように、やさしく触れたくなる柔らかさです。
さて、実は、無撚糸には、欠点があります。やわらかいのですが「毛抜け」しやすいのです。
ですから、無撚糸のタオルは、最初しばらくは、毛抜けに悩まされます。
このスマイルコットンは、その点もクリア。目を詰めて編むことによって、毛抜けしにくくなったのです。
(残念ながら、毛玉が出来やすいという欠点はあります。)

その柔らかさは、例えるならまるでガーゼ。生まれたてのひよこに触れる時のようにやさしく触れたくなります。

このスマイルコットンを使ってつくられた肌着を今回ご紹介します。
この肌着、スマイルコットンを使ってつくられています。
しかも、ただ使っているだけではありません。
織る時に「ゆっくり」と織機をまわして織られているのです。
ゆっくりと織機をまわすことで、糸をゆるやかに織ることができます。
結果、さらにふんわりした仕上がりになるのです。
(もともと、テンションが弱い繊維ですから、それでも織ることができる特殊な織機を使用しています。)
こうしてできあがったのが、とってもやわらかい「スマイルコットンの肌着」なのです。

スマイルコットンを使い、さらにゆっくり織機をまわしてつくられるほんとうにやわらかい肌着。もともとは赤ちゃん向けに開発されたものだから、とっても肌にやさしいのです。

肌着は、肌に直接触れるものです。
やわらかいスマイルコットンの肌着は、肌ざわりがとても気持ちいい。肌触りって、大切です。身につけるだけで幸せな気分になります。
やわらかいと言うことは、肌にも優しいということです。
敏感肌の人にもうれしい肌着です。
しかも、スマイルコットンのねじれていない糸は、肌着としてとても適しているのです。
それは、やわらかいだけでなく、空気を含むことによる保温性、そして吸水性、速乾性にすぐれているということです。
これは、形状を見てもらえるとご理解頂けます。
糸自体がゆるやかで、繊維と繊維の間に空気をたくさん含みます。だから、保温性、吸水性、速乾性にすぐれるのです。
実験の結果、お肌の保湿にも良い影響をあたえるとのデータもあります。
なぜ保湿に良い影響があるのか、理由は判明していませんが、
実験の結果で、事実ですから何らかの理由があるのでしょう。



一般的に、綿のシャツは洗ってから着ないと汗を吸わないものですね。(左)スマイルコットンは手にしたたその日から吸水性抜群です。(右)


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